katayamari's blog

oshiraseします!
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2013年7月のこと。eyes.


『eyes-veil』

目をモチーフにした作品『eyes』のヴェールです。
あいちトリエンナーレに向けた新作でして、ヴェール、コルセット、ストッキング、ハイヒール、バッグと、
全てに目のモチーフが縫い付けられ、セルフポートレートに登場しています。

個人的な思い出ですが、私は小さい頃から誰かに見られているという強迫観念に囚われることが多く、
1人で部屋にこもっていても「誰かに見られているから、悪い事はしてはいけない」と、
日々何かに恐れる幼少期を過ごしていました。
うちは無宗教でしたが、子供心に「神様的ななにか」を信じていたのでしょう。

そして、「悪い事」を犯してしまったら、その「神様的ななにか」に必死に謝り、
必死になって良い事——勉強をすること、人に嘘をつかない、悲しませないということ——を、
何かの罪滅ぼしであるかのように努めていました。何かを強く盲目的に信じている心がありました。

しかし、大切な人たちがお星様に変わってしまった時期から、
その「神様的ななにか」に見られていると思う事で安心するようになってきました。
それが『eyes』の目です。
沢山の目は、人々を監視し、ふるい分ける目ではなく、あたたかかく見守ってゆるしを与えてくれる目なのだと思います。

あいちでは「奇異の目で見られた過酷な幼少期のトラウマ」と、分析してくださる方がいらっしゃいましたが、
そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。




 


曾祖母の形見の鏡。




何かぶらさがっているのが好きです。
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